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【番組名】 夜のヒットスタジオDELUXE 【放送日】 1988年5月18日 【放送局】 フジテレビ 【内容】 ①「ちょっとFallin Love」:渡辺美奈代 ②「タイムマシンにおねがい」:TOPS ③「1億のスマイル~Please Your Smile~」:酒井法子 ④「C EST LA VIA」:日野皓正 ⑤「けんかをやめて」:河合奈保子 ⑥「スマイルフォミー」:河合奈保子 ⑦「黒髪にアマリリス」:河合奈保子 ⑧「涙のハリウッド」:河合奈保子 ⑨「デビュー~Fly Me To Love」:河合奈保子 ⑩「パラダイス銀河」:光GENJI ⑪「TATTOO」:中森明菜 ⑫「NEVER CHANGE」:長渕剛 ⑬「ふたり」:少年隊 ⑭「モンマルトルの森~I m not scared~」:エイス・ワンダー ⑮「THE EYES OF LOVE」:白鳥英美子 ⑯「涙」:前川清 【出演者】 司会:古館伊知郎、柴俊夫 出演者:服部まこ、川崎麻世、嘉門達夫
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今日 - 合計 - カラオケスタジオ 専用カセットVol.2の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 15時42分48秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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オムニバス|パチカセ ワイワイあにめスタジオ imageプラグインエラー ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (TMA010(ワイワイあにめスタジオ).jpg) 発売元・販売元 発売元:(株)トーン 販売元 発売日 価格 800円(税抜き) 内容 キャプテン翼J・Fighting 歌: 飛べ!イサミ・ハートを磨くっきゃない 歌: スラムダンク・あなただけ見つめてる 歌: キテレツ大百科・うわさのキッス 歌: ママレードボーイ・笑顔に会いたい 歌: クレヨンしんちゃん・オラはにんきもの 歌: 姫ちゃんのリボン・笑顔のゲンキ 歌: みかん絵日記・ないしょのバイリンキャット 歌: 備考 タイトル、歌唱は表記のまま。 唄:佐々木マリ/須田誠 他 演奏:トーングランドオーケストラ
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作画・背景などにおいて、アニメスタジオがどの程度コンピュータ作業を導入しているかを、なるべく確証のある情報を元にリスト化しています。 ただし「スタジオ」と一つに纏めても、外注した分やフリーのスタッフが別の方法で制作している可能性はあります。 括弧内は、確認した時期や情報源。 スタジオ名 作画(確認時期) 背景(確認時期) アニメーションDo(京アニの子会社) アナログ( 08夏 スタジオ見学) おそらくアナログ(制作の手引き仕上げ撮影編) 背動は3DCG(CLANNAD A.S. 制作時) 3DCGなどの一部はPhotoshop仕上(制作の手引き仕上げ撮影編) エイケン セル(ただしサザエさん 各種ネットの記事) アナログ(ただしサザエさん 各種ネットの記事より) A-1 Pictures バーディー制作時:アナログデジタル混合(ただし担当スタッフが特殊) かんなぎ制作時:アナログ(ただし版権イラスト おそらく作画も かんなぎブログ) アナログ(バーディー制作時 ただしバーディーは全編独特なデジタル加工がある バーディーブログ) ガイナックス 不明 フルデジタル(ただし美峰へ外注 グレン制作時 アニメーションノートより)背動は大抵作画 シャフト アナログ(俗絶望制作時 スモールエス他) 3DCGにアナログ素材を貼り込み(ただし特殊な事例 獄絶望制作時 アニメーションノート) 東映アニメーション フルデジタル(RETAS!サイトより) 墓場鬼太郎OPはアナログ(エス22号より) フルデジタル(RETAS!サイトより) 墓場鬼太郎OPはアナログデジタル混合か?(エス22号より) ProductionIG アナログ(攻殻2nd制作時 原画集) 一部デジタルで加工(攻殻2nd制作時 ただし美峰へ外注 美峰サイトの記事) イノセンスの3DCGには一部にアナログ素材を貼り込んでいる(アニメーションノート) MADHOUSE アナログ(コイル制作時 コイルガイドブック) 不明、背動は3DCG(VIPER制作時 ただし貼り込み素材は不明)
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突然の眩しい光に思わず貴方たちは目を閉じた。 意識があるのか、ないのか…どのくらいの時間が経ったのか分からない。 貴方たちが目を開くと、雨は止み、学園を覆っていた霧もすっかり晴れ満月の明かりが辺りを照らしていた… 何事もなかったような静かな夜。 「……?」 貴方たちはそれぞれ別の場所にいながらもふと同じことに気づき、そして首をひねる。 なにかを忘れているような気がするが、それが何かが思い出せないのだ。 ―10年に一度の満月の夜、誰かが七不思議に近づけば、七不思議の怪異は人として存在出来る…― 知ることの出来なかったその事実は闇に消えた。 勿論、水島のことも誰一人覚えていない…ただ、誰か『もう一人』そこに居たような気がする。 …そんな不思議な感覚だけを残していた。 唯一思い出せたのは、兼田や小次郎から聞いた紫の霧についての情報。 原因は七不思議の探索によって引き起こされ、月が真上に昇る頃には自然に晴れること。 事実、今まさに頭上に輝く月と霧の晴れた空をみて、 さらには全ての魔素が元通り感じられるようになったことで事務員の池田も納得はしてくれたようだった。 貴方たちはどこか夢を見ているような状態で疑問を疑問と感じず、そのまま大学部の食堂に集まり報告会を開いた。 七つ目が空白でありながらも何故かそれにすら疑問を抱かず、二郎のツケで購入されたから揚げ弁当を食べながら…。 数日後、思い返せば七つ目が空白であることには気づくものが多いだろう。 しかしその後、学園での七不思議探索は禁止となったのは言うまでもない……… ―END―
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1 神崎信に呼び戻された貴方達は、村長の家へと来ていた。 彼と貴方達ハンター以外には誰もおらず、村長の奥さんにも席を外してもらっているようだった。 神崎「事情が変わった。これより蒼へと帰還する」 詳しい詳細等も言われずに、そう言われた貴方達の中に理由を求める声がある。 それを突っぱねようとしたが、飛鳥との関連を疑う者も出てきたため、神崎はため息をつくと簡潔に肯定とも取れそうな口の閉ざし方をした。 神崎「機密事項のため口外できん」 こうして、貴方達は強制的に大和の蒼へと帰還することになった。 色々と気になる事や、民羽六三郎の事も気がかりだったが、依頼主とも言える神崎の意向に逆らうことはできず、蒼へと引き返すのだった――。 戻る
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魔物詳細 城ヶ崎「魔物にサーチアイをすることで、情報が載るんですよ~。不思議な書庫ですよねぇ~」 第一階層 第二階層 第三階層 第四階層 第五階層 第六階層(2月7日以降公開) 始まりと終わりの地(2月14日以降公開)
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◆◇ 天瀬麻衣、白神凪は大学部の図書館にやってきた。 「なんかあったら呼んで下さいよ、先輩。」 「ありがとう、白神もな。」 ここまで一緒だった白神凪は、地下閉架へと降りていく。 麻衣は軽く片手を挙げて凪を見送ると、七不思議に関する資料がないかと図書館を探索し始める。 「こういうのはホラーになるんやろか…けど、実際過去に起こってるなら依頼資料の方か…」 小さく呟きながら、怪奇現象の書籍や、過去の学園内での依頼資料などを片っ端から調べ始める。 すると、妙なことに気づく。 いくつか七不思議と思われる怪異の文章が見つかるも、どの書籍や資料も一部分が黒く塗りつぶされているのだ。 「七つ目…の部分?なんやろか……」 明らかに故意に行われたであろうその現象に麻衣は訝しげに首をかしげながらも、他の資料と違う内容が書かれているものはないかと探し続けた…。 ◇ 一方、凪は地下閉架で同じように七不思議、そして紫の霧についての資料を探した。 勿論同じ図書館内でも閉架の方が学園内での事件や不可解な出来事についての資料が多く揃っているが、逆にこの膨大な資料を一人で探すのは一苦労だ。 「…知ることが出来ない…っつーのは、記憶が操作されるってことなのか…?」 過去の資料のページを次々めくり、とにかく時間の許す限り漁っていこうとする凪。 ふと、あるページで手が止まる。 「何だこれ…怪しすぎるだろ…。」 そう呟くと、他に似たものがないか探し始め、再び手を止めた。 麻衣と同じ一部分が黒く塗りつぶされている資料を見つけたのだ。 前後の内容を確認すると、七不思議らしい怪奇現象が起きたことには違いない。 また、紫の霧についてはどの資料からも見つけることが出来なかった。 「七つ目についてか、紫の霧についてか…どっちにしても”誰か”が知られたくない何かがあるってことだよな。」 凪はふぅと小さく呼気を落としながら、塗りつぶされたページをみつめていた。 ◆◇ 深海将己は直から受け取ったドリンクを飲み、体力が回復したがそのまま食堂に留まることにした。 そこに東二郎がトイレから戻ってくる。 「おや、君は…」 「どーも。あんたに話を聞こうと思って待ってたんだ。」 淡々とした様子でいう深海に二郎は若干ビクビクした様子で、近くの椅子に腰を下ろす。 「な、なんだい?僕はちゃんと僕のルートで調べていたよ?決してサボっていたわけでは…」 「だからだよ。奇怪現象研究会とかやってんなら、なんか知ってんだろ? 紫の霧のこととか。」 それを聞くと、二郎はほっとしたように胸を撫で下ろし自信たっぷりに笑みを浮かべた。 「そりゃあ勿論だよ! 七不思議を調べると、霧が発生するということは事前調査済さ。 けど、僕の情報ではこんなに広範囲に広がるというのはなかったし、魔力を封じるなんてことも知らなかったね。」 どうだい、と言わんばかりの自身ありげな表情で胸を張っていたが、既知の情報に深海ははぁと大きくため息を漏らし、にっこりと明らかに威圧的な笑みを浮かべた。 「奇怪現象研究会を名乗るならもう少しマシな情報を探して来い」 「ひぃぃぃ。承知いたしましたぁ!」 怒鳴るわけでもないが、ただその一言でびしっと両手両足をそろえて背筋を伸ばしながら立ち上がった二郎はそのまま180度向き直り、食堂から逃げるように出て行った。 「ったく……―おばちゃん、七不思議の噂とか今出てる霧のこととか…なんか知らないすかね?」 二郎の様子に呆れた深海は立ち上がり、食堂のカウンターへと向かった。 七不思議の情報を聞き込みつつ、から揚げ定食を参加人数分、もちろん二郎のツケにして購入し他のメンバーの帰りを待つことにしたのだった。 シークレット【消された文字】を達成!
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最終階層・終わりと始まりの地 貴方達はエストレアの鏡により、最終階層である終わりと始まりの地の映像を見せられていた。 そこには漆黒の巨大な魔竜と、その背後にある繭の形をした巨大な機械装置が見える。 その2つ以外、何もない宇宙空間。 それが、最終階層の終わりと始まりの地であった。 「アドラメレク!」 「…となると、後ろの機械はハミルトンか」 そして、一度戦った者なら気づくだろう。 最後の始祖の悪魔、サルモンの姿がそこには無いという事に。 「…兄者」 「ああ…。まったく母者も厄介な奴を残して逝っちまったな」 皆から遥か後方、エストレアの視界に入らない位置から鏡を見ている二体の悪魔は、その映像を見てそうつぶやいたのだった。 創生竜アドラメレク撃破 ―改めて、ご苦労だった。アドラメレクを滅した事により、奴はこの空間とハミルトンの維持に使っていた力を、ハミルトンと共に別の次元へと移る事に成功したようだ。もう、お前達がすることは何もない。後1週間程で完全にこの異次元空間は消滅し、お前達は元いた場所へと戻るだろう― 「これで終わったんだね」 「サルモンの野郎の姿が見えねぇが…」 ―我も結界の再構築を行った。サルモンがこの拠点に攻めいることは無い。安心して、最後の時までここで過ごすがいい― 「本当にそれでよいのか?」 「…え?」 「おいロノ爺、俺達悪魔は消えるからって難癖は辞めといた方がいいと思うぞ?俺は麻衣や空たんとかのために尽力できたし悔いはない。…いややっぱり最後にハグしてちゅーして×××して○○○くらいはいいよね!?」 「自重しろ兄者」 「フォフォフォ、難癖か。本当にそうだといいのじゃがな?」 その言葉に、一同は黙る。 そして沈黙を破ったのはラウムだった。 「クソジジイ、テメェが言いたい事はわかるぜ。どうせハミルトンも破壊しろって言いてぇんだろ? でも無理なもんは無理だろ。昨日、茜達が親父殿と戦った場所は、4竜が揃ってこそ行けた場所だ。ここよりかなり別次元にあるそんな場所、さすがの俺でも行けねぇよ」 「たった5体の悪魔の中でのみ、最強を気取っている悪魔にはそうじゃろうて」 「アァ!?喧嘩売ってんのかジジイ!」 ブチギレたラウムを、フェルゼとベレトが止める。 笑っているロノウィに、訝し気に伍代が尋ねた。 「次のハミルトンは、アドラメレクの話によればおよそ1千年後。ハミルトンのあるエリアに行ける方法がないならば、それはその時代の者達に託すしかないのでは?それとも、お前なら何か方法を知っていると?」 「そんなもんは知らん。それにもし知っていても、教えるはずがないじゃろうが。ワシは敵対するつもりはもうないが、味方になってもおらんのだからな」 「だったら話を混ぜっ返さないでくれないか?お主のそういう所が、私は昔から嫌いなのだロノウィ」 「フォフォフォ!フェルゼらしいのう。まあせいぜい残りの1週間、別れを堪能するとよいわ」 ロノウィは、そういって水鏡流星や神崎信、織ヒカルを見た。 彼らだけではない、ここにいる尸黄泉はまたギルドの牢屋へ。派手な男や椿ヒメ、臥龍ヒアデス達はそれぞれの国へ。 またフェルゼやベレト、ウバルやラウムといった悪魔達とも今生の別れになるのだ。 あえて煽るような言い方をしつつ、ロノウィは消えた。 既に、今の世界は救われたのだ。 なのに今まで口出しをしなかったロノウィが、ここに来て絡んできた事に、疑念を抱く者はいるだろう――。 エリュシオン発進! 貴方達を乗せ、エリュシオンは拠点ごと飛び立った。 訓練所や休憩所とつながったまま、このエリア一帯を飛ばしている。 「見たかァ!!これぞ出雲の技術力よォ!!」 「半分以上は俺達悪魔の力だけどな」 「兄者、エストレアの力が半分以上だ。俺達は2割程度と謙虚にふるまっておかないと、こちらを睨みつけているぞ」 そう、ファニーやクレイだけでなく、フェルゼ、ラウム、ウバルと言った悪魔達。 エストレアの力や、エリュシオンにターボエンジンを6層の松原研究所にいってわざわざ強化した臥龍ヒアデスと双星ポルックス、玖珂ベルルムの力のたまものと言えるだろう。 全体を一度見た後、艦長である土御門伍代は全員へと告げる。 「これより、”規定ポイント”へと到達する。皆、準備はしておくように」 「えっ?ハミルトンの座標が分かったんですか?」 「いや、それはまだだね。ただ…悪魔組の報告が正しければ、そろそろ”向こうから座標を報せに来てくれる”はずさ」 その時、エリュシオンが大きく揺れる。 何者かの攻撃を受けたようだ。 「伍代さん!甲板に現れたようです!」 レーダーを見ていたポルックスは、伍代へと慌てて伝える。 一度頷いた後、伍代は貴方達を見た。 「総員、戦闘準備!まずは前哨戦として、始祖の悪魔サルモンを撃破する!」
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「すーみーまーせーんっ!地下閉架を調べたいんですけどー!」 静かな事務局に声が響く。 声の主は六角屋と地下閉架の探索をする筈の烏月揚羽だった。 「あの、もう少しお静かに願えますか?…地下閉架、ですね。こちらに記名を。」 事務局には3人の職員が居たが、一番近くに居た頭の涼しそうな眼鏡の男性職員が、申し訳なさそうに返したあと、立ち入り許可の書面を差し出した。 「…声でか…あー……あの、すみません。ついでにお話を伺ってもいいですか?」 揚羽より一歩先に事務局の入口に居た鬼ヶ原空は、苦笑いを浮かべつつ耳の調子を整えてから男性職員に話しかける。 「貴方も…地下閉架の話ですか?」 「ん?ああ、それはこっちの…って、もういないんかいっ。 …あ、すみません、えっと…、それで私は、用務員の市倉さんを探してて、あと出来たらそこのエレベータの噂が知りたいんですが…何か知ってます?」 隣にいたはずの揚羽の姿は既になく、一人突っ込みを終えた後、空が慌てて聞きなおした。 「え、ああ。市倉さんなら、食堂の食券機が壊れたとかで見に行ってたはずですね。 …エレベータ…ああ、緑色のスカート着た女性の噂ですかね…?」 「食堂なら板垣さんが行ったから大丈夫かな…。 あ、スカート…?よく分かんないんですけど、知ってること何でもいいんで、教えてください。」 空は、他の場所へいったメンバーを思い返すと、納得したように一つ頷き、再び職員に向き直って話を聞こうと耳を傾けた。 「…ここだけの話ですよ?真相を知れば、大した話じゃないんですけどね…。 前に務めていた女性職員がよく緑のスカートを履いてたんですけど、その職員と一緒にエレベータに乗り合わせたあと宝くじが当たった、とか告白された、とか誰が言い出したんだか尾ひれがついて、、もともと職員用のエレベータなのに利用する生徒が後を絶たなくて…。 仕方なく…、赤いスカートの女性と乗り合わせると死ぬっていう噂を流したんですよ。お陰で生徒の利用が減りましたけど……今度は面白がって利用する生徒もいて、収拾がつかないんです。」 そこまで話すと、緩やかに首を振り盛大にため息を漏らしながら事務員さんは仕事へと戻っていった。 ◆◇ 揚羽が事務局で許可をもらっている頃、六角屋灼は図書室にやってきた。 許可がなければ、地下に入るのも躊躇われるので、図書室内で何か噂のヒントになるものはないかと探すことにした。 「…図書ノート……」 ふとカウンター席に置かれた、ノートを見つけた。 『図書ノート』と書かれたそれは、読んだ本に関するコメントや、置いて欲しい本の要望などが大部分だが、中には恋愛ごとの相談やらよく分からない落書きも多く書かれている。 他に何もなさそうだと思った灼は、そのノートをパラパラとめくり始めた。 「………………?」 数冊が束ねられたそれは随分なページ数で、全てに目を通すのは無理だ、と思った灼だったが、同じような文面が何度も出てくることに気がついた。 「…『地下閉架の黒の魔術書みつけた。』『黒の魔術書にお願いしたい』…黒の魔術書…お願い?」 書かれた内容をポツリ口に出していると、ガラリと扉が開かれ、揚羽がやってきた。 「むっすー、お待たせー!許可とって来たよっ!」 「あ、烏月さん、お疲れさまっす。」 図書室は静かにするもの、という概念は既に忘れ去られている様子の声量で笑みをみせる揚羽に、小さく頭を下げた灼は、ノートに書かれた『黒の魔術書』の話をした。 「ふぅん?じゃあ黒い本さがそっ!!」 そう軽く言って、地下閉架に降りていくも、その直後、閉架の本の量に愕然とさせられるのだった。 ◆◇◇ 「あーーーーっ!ぜーったいこんな中から見つかるわけないよっっ!!」 と、集中力のなさを発揮した揚羽が両手を挙げると、その腕が本棚にあたり、数冊の本が落ちてきた。 「烏月さん、狭いんすから暴れないでくださいよ……って、流石って言うかなんていうか…。」 落ちてきた本を、拾いながら嗜めていた灼は、手にした本を見て思わず揚羽へ視線を向け声を漏らした。 手にしていた本は黒一色の装丁の本、表紙には古代文字が書かれており見た目は魔術書のようだった。 「えっ!?ナニナニ!?見つかったの??やったー!さすがあたし!!」 飛び跳ねて喜びたいところをぐっとこらえつつ、灼の持つ本を覗き込んだ揚羽だったが、中身は真っ白。 「なんだこれ……」 パラパラとめくっていくが、全てのページが真っ白なのだ。 そして最後、背表紙の裏に、こう書かれていた。 『この本に自分の願い事を書くと、それがどんなものでも叶う。 ただし、願い事が叶った時に「その人の大事なもの」をなくす。』 「ビンゴ!だねっ。でもこれガセみたいだよー?」 そういって、落ちた本の中にあった、ボロボロのメモを拾い上げた。どうやら本に挟まれていたらしいノートの切れ端のようだ。 『願いが叶う…っていうのは嘘です。 でもワクワクして面白かったでしょ? やっぱり願いは自分で叶えないとね!』 そう書かれた切れ端を本にはさみなおすと、落ちた本を片付け地下閉架を後にするのだった。 階段をのぼり窓の外を見れば、既に陽は沈み窓ガラスに雨の雫が垂れていた。 噂【緑のスカート】を完成、真相を解明! 噂【地下に眠る魔術書】のヒントを入手! 噂【地下に眠る魔術書】を完成、真相を解明!